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カリスマドライバー下田大気氏の著書初出版記念トークショー スペシャルゲスト:志茂田景樹氏

直木賞作家、志茂田景樹氏(72)の次男で、タレント兼タクシー運転手の下田大気(36)が23日、光文社(東京・文京区)で自身初の著書「タクシーほど気楽な商売はない!」出版記念のトークショーを開催。トークショーは父である志茂田景樹氏をスペシャルゲストに迎えて行われた。

下田氏は1994年4月に放送された矢沢永吉主演のTBS系連続ドラマ「アリよさらば」へ出演。しかし俳優業としてはうまく行かず挫折。
「親の七光りでデビューしたけど実力が無かったため挫折しました。大根役者でしたね(笑)」と当時を語る。

その後高校を卒業、知人と立ち上げた宝石販売会社を経営したが、マネジメントの甘さから失敗。22歳の時に半年間父の運転手兼付き人をした後、自身で事務所を設立もトラブル続きで2009年に廃業。「自分もマネジメントできないのに他人のマネジメントなんてうまく出来るはずが無かったんです」と振り返る。

そんな時、たまたま連絡した先輩が「タクシードライバーをやっている」という話を聞く。これまで、興味はあったが深く考えることは無かったタクシードライバー。すぐに先輩に相談し、先輩の所属するタクシー会社へ入社。

「若い頃に都内で遊んだり、バイクで走り回っていたので都内の地理は熟知していると自負していた。この業界で絶対にトップを取れると思いました」

「入社後、すべて自分のやり方で考え試行錯誤し、今の営業パターンに落ち着いた。しっかりやっていればかなり稼ぐことができるし、今の業界平均年齢は58歳なのでもっと若い人達に入ってきてもらいたいですね。業界を元気にしたいです。」

下田氏にとってタクシードライバーは「夢を叶える手段」。
「事実、タクシードライバーを始めたことにより年収800万円を稼ぎ、兼ねてからの夢だったラーメン店の出店、「タクシーほど気楽な商売はない!」の出版、メディアへの露出・タレント活動と夢が次々に叶っている」と話す。

「これからもタクシードライバーをやっていて気づいたエピソードを基にフィクション小説も書きたいと思っています」。

下田氏は、実際にこの格好で営業しているのだそう。
「接客マナーさえしっかりしていれば、むしろ評判がいいんです。2度、3度お乗せしたお客様なんて覚えていてくださる方も多いんです。」

志茂田景樹氏も
「以前運転手をやってもらっていた時ですが、道をよく知っていましたね。例え知らない道に行ったとしても、どこをどう通ればどこへ抜けられるというのが分かっていたみたいです。運転も、多少乱暴なりにもうまかったと思います。たまに息子のブログを覗いているのですが、そこに売上が書いてあることがあります。その売上が僕自身が利用する運転手の話よりも遥かに高いんですね。これを聞いて、向いているんじゃないかなと思っています」


◆下田大気(しもだ・ひろき)1976年8月12日、東京出身